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女性社長インタビュー

業歴5年以上の方をメインに、会社員時代のキャリアや独自のアイデアを活かしているスタートアップの方まで。
企業の裏話や事業継続の秘訣などを伺っています。

スクール設立6年目に突入!<br/>多くの子供たちにチアの楽しさを伝えたい
Interview vol.78

スクール設立6年目に突入!
多くの子供たちにチアの楽しさを伝えたい

Dolphin starチアリーディングスクール 長谷裕子さん さん

http://www.dolsta.jp/

社団法人 日本チアリーディング協会 公認指導員。中学校・高等学校やスポーツクラブ、カルチャーセンターでのチアリーディングの指導を行う傍ら2004年~2010年チアリーディングチームREGULUS所属、JAPAN CUPや選手権大会へ出場し多くの実績を残す。2007年、子供たちにチアリーディングの楽しさを広めたいとの想いから、26歳でDolphin starチアリーディングスクール設立し、現在6年目。横浜市を拠点に活動。キッズから大人まで幅広くチアリーダーの育成に取り組む。

スクール設立6年目に突入!より多くの子供たちにチアの楽しさを伝えたい

26歳でDolphin starチアリーディングスクールを立ち上げた長谷さん。今年の10月には5周年を迎えた。チアを通じて、子供たちに笑顔や挨拶、協調性など社会に出てから役立つことを楽しみながら身に着けてもらいたいと、積極的な活動を続ける長谷さんにスクール運営についてや今後の展望などを伺った。

起業のきっかけは“ゴリエちゃん”ブーム!

チアリーディングとの出会いは、高校時代の部活動。珍しさと華やかさにひかれたのがきっかけ。 チーム一丸となって一つのものを作り上げ、人を元気にできるチアに魅了され、スポーツ推薦で入学した大学でも4年間ずっとチアに打ちこむ日々を過ごす。 学校卒業後は保険会社に就職。「いつかは大好きなチアで何かしたい」という想いを持ちながら、2年間総合職を勤める。その傍ら、社会人チームに所属。数多くの大会に出場して実績を積み、チア歴は気づけば15年ほどになる。
起業のきっかけは、2006年頃お笑い番組のキャラクター“ゴリエちゃん”ブーム。子供たちの習い事としてチアが注目されたことだった。もともと子供が好きだった長谷さん。チアを通じて何か世の中のためになることがしたい、という想いと重なり「失敗してもいいからやってみよう!」と起業を決意。 26歳でDolphin starチアリーディングスクールを立ち上げた。
6年目の現在ではメインの事業となるスクール運営のほか、講師派遣、イベント出演も行う。講師派遣では、5名のコーチを幼稚園など3か所に派遣。イベント出演はシーズンによってばらつきはあるが平均月2回ペース。Dolphin starの名前にちなみ、地元横浜の八景島シーパラダイスからの依頼もあるそうだ。

子供たちに教える際のポイントは、世代にあわせた「言葉」

起業当初の2年間ほどは、長谷さんひとりで活動。社会人チームに所属して競技をしながら、スクール運営も行っていた。自らビラ配りなどするものの、なかなか生徒が集まらず苦労したこともあったが、スタート2年目から 口コミで評判が広まり徐々に生徒が増え、3年目から安定してきた。 現在生徒数は講師派遣先の生徒も含め140名ほどで、コーチとして活動するスタッフは5名に。自らもコーチとして指導を行う傍ら、某企業集団の理事を務める等、積極的に活動をしている。
1クラスの人数は最大でも12名ほど。組体操のようなアクロバティックな動きが多いだけに、怪我はつきもの。生徒たちの体格などによるポジションわけは特に重要で、安全には常に気を配る。
生徒の多くを占めるのが、小学生から中学生の子供たち。子供たちに教える際、重要なのが「言葉」。世代によって、当たり前に通じる言葉が通じないことがある。専門用語や必要な動きを、できるだけ平易な言葉に置き換えて伝えることを心がけている。
2012年には、自ら社会人チームを立ち上げた。多くの世代にチアの楽しさを伝えることを目標に活動中だ。

経営に活かされる会社員時代の経験

スクールの教育方針や運営には、会社員時代の経験が活かされている。ポイントは、笑顔で明るく意見を伝えることと、保護者など年上世代とのコミュニケーション。 <br/>大学卒業後に就職した保険会社では、笑顔と挨拶がほめられた。当たり前のようで自然な笑顔は難しい。チアを通じて、子供たちに笑顔や挨拶、協調性など社会に出てから役立つことを楽しみながら身に着けてもらいたいと「明るく楽しく元気良く」をモットーに指導する。
また、スクール運営では保護者との関係も重要。会社員時代、自分よりかなり年上の営業担当の女性たちと関わった経験が活きている。時には「自分の子供をもっと目立つポジションに」など親心からの要望もあるが、人生の先輩として敬意を払いながらもチアを教えるプロとして信念をもち、スクールの教育方針を説明することで納得いただいている。 起業から6年目、様々な問題に立ち向かい乗り越えてきた。失敗から学び、次に活かす。経営者として、そんな地道な積み重ねが大切だと感じている。


大好きなチアで社会貢献!今後の目標

これからも、色々なことに挑戦したいと語る長谷さん。横浜を中心に活動しているが、知名度を上げ将来的には全国で、年齢を問わず広くチアの魅力を伝えて社会貢献することを目標としている。
現在、高齢者向けに初心者でも気軽に健康のために参加できるクラスを準備中。2013年4月より開催することが決定しているという。老人ホームなどの施設に出向くこともあるのだが、最初は固い表情をしていたお年寄りたちが、子供たちの演技を見て生き生きとした表情になった。座りながらポンポンを持つだけでもチアは楽しめる。日々の生活にちょっとした楽しみを持つことで、元気になってもらいたい。
プライベートでは、昨年結婚。公私共に信頼できるご主人がパートナーとして会社に加わった。もともとは幼稚園などで体育の講師をしていたご主人。スクールでは、タンブリングのコーチを担当している。夫婦そろって子供好き。より多くの子供たちにチアの楽しさを伝えていけるよう、スタッフを増やすなどスクール体制を整えているところだ。チアリーダーらしく、親しみやすい笑顔でハキハキとたくさんのお話を聞かせてくださった長谷さん。これからもチアを通じて多くの人に元気を与えてくれるだろう。