【2020年度】内閣府共催「企業×女性起業家の取引促進イベント」のご報告

「企業×女性起業家の取引促進イベント　～ビジネスにも運命の赤い糸ってあるんです～」
　■日時 ：2020年12月17日（木）＠16:00～18:00
　■会場 ：オンライン形式（zoomウェビナー）（配信元：お茶の水女子大学）
　■公式HP：https://joseishacho.net/news/entry17153/

今年で8回目となる内閣府共催「企業×女性起業家の取引促進イベント」が、2020年12月17日にオンライン形式で開催されました。
本年は、新型コロナウイルスの影響を受け、イベントの中止も危ぶまれた中、過去に実施してきたイベントの重要性、企業と女性との取引促進の動きを停滞させてはいけないとの思いより、感染予防対策を徹底し、「本会場での実地開催（ゲスト登壇・関係者）」と、「オンラインでの視聴者参加」という“ハイブリッド型”にて実施。結果的には、昨年度並みの参加者数を確保することができ、このコロナ禍での開催にこそ、大変大きな意義がありました。

＜本イベントの成果＞

１．大手企業と女性起業家の取引好事例を発信
様々な業種の企業と取引を実現している女性起業家３名とその取引企業の担当者１名が、トークセッション①に登壇し、女性起業家、もしくは企業のからの目線で、取引のきっかけやその効果などを発表しました。
女性起業家と企業の取引事例を紹介することで、男女共同参画社会への理解を深め、WEPsを促進する機会となりました。

２．事業承継部門を新設！女性のロールモデルを提供
トークセッション②では、鹿児島県、東京都、福井県、福岡県、佐賀県でそれぞれ活躍する多様な業種の女性起業家５名が登壇し、それぞれの事業内容や事業にかける思いを発表。また、今年は新たにJ300アワードの『事業承継部門』を新設し、受賞者1名も発壇しました。（上記5名に含む）

３．オンラインでも、企業と女性起業家の取引機会を創出！
女性起業家との取引を希望する企業４社が女性起業家に対して求める具体的な新サービス、解決したい課題について発表を行いました。その後の交流会では、女性起業家と企業の担当者との交流の時間も設け、女性起業家と企業の取引機会を提供。本年２月中旬に、改めて女性起業家らから同企業４社へのプレゼンでの取引提案の場を設定しおり、WEPsの視点を提供する機会となりました。

4． 「オンラインでのイベントの実施」という新たな可能性・価値観の確立
新型コロナウイルスの影響を受け、イベントの中止も危ぶまれた中、感染予防対策を徹底した中での「本会場での実地開催（ゲスト登壇）」と、「オンラインでの視聴者参加」という“ハイブリッド型”にて実施しました。結果的として、主にオンラインでの開催を実施したことから、複数地方からの視聴者が参加することができ、昨年度並みの参加者数を確保することができた。オンライン形式を採用したことにより、地方からの参加者（視聴者）のハードルが下がり、より広いエリアに当イベントの主旨である男女共同参画社会への理解を深め、WEPsを促進する機会とすることができました。
マッチングという観点では、現地開催を地域展開する意義は今尚あるが、視聴者という観点では、オンラインにより幅を広げることができたと言えます。