倉敷市生まれ。お茶の水女子大学被服学科を卒業後、パルコで美術企画を担当。その後、建築関係の出版社を経て、自身の出産・育児体験を基に、授乳服」の製作を開始。おっぱいライフを快適にする授乳服を通じて、女性が自分らしいライフスタイルを楽しめることを支援する「モーハウス」を設立。製品だけでなく、自身と従業員の「子連れ出勤」という就業スタイルが注目を集めている。著書に「働くママが日本を救う!「子連れ出勤」という就業スタイル」がある。
「子連れ出勤」あなたの会社でも始めてみませんか?
子連れ出勤は制度等に比較的融通が効く小さな会社ほどやりやすいという。現在、小さな会社での導入を支援する子連れ出勤プログラムも、社労士と共に準備中だが、一足先に女性社長.netのユーザーへ向けて、子連れ出勤を導入するコツを聞いた。 詳しくは光畑さんの著書 『働くママが日本を救う!-「子連れ出勤」という就業スタイル』出版社:毎日コミュニケーションズ 定価:819円(税込)をご覧いただきたい。
「子連れ出勤」をするメリットは?
母乳で赤ちゃんを育てられる。断乳する前から仕事に戻れる。
☞母乳で育った赤ちゃんは病気しにくい傾向がある。
☞抱っこしながら母乳をあげていれば、以外と赤ちゃんは大人しい。
仕事が欲しい母親といい人材が欲しい経営者のマッチング
☞働きやすい環境を用意して発信すれば、優秀なママさんは集まる。
子どもにとって仕事の「敵度数」が低くなる
☞仕事が子どもから「母親を奪う敵」になりにくくなる。
☞「忙しいときに限って熱がでる」といったことがおきにくくなる。
「子連れ出勤」導入のために必要なことは?
自宅と同じような環境に整えること
■ベビー布団一枚かベビーベッドをおけるスペース
■(必要であれば)ベビーゲート
■(必要であれば)引き出しロック
経営者や他の従業員が「お互い様」「許容する」土壌
母親が「子連れだから」と甘えない意識
☞重要なのはシステムよりも気持ちの共有。
「子連れ出勤」導入初期の事例
子連れ出勤者には、代わりがきく単純作業から始めてもらう(PCは子どもしだい。)
週2回、子どもの機嫌がいい時間帯に数時間出勤してもらう。
短時間から徐々に時間を長くする
あまり通勤が大変じゃない人
ここから次のステップに進むかは、本人と話をして決定する。
光畑さんいわく、小規模な会社ほど、まわりの理解が得やすく、子連れ出勤が上手く導入できるという。
あなたの会社でも、部分的にでも試してみてはいかがだろうか?