1968年生まれ。石川県金沢市出身。 金融機関、ブライダルプロデュース会社を13年経て1999年上京。 教育・啓発コンテンツ販売の営業職を経験し、『７つの習慣』を日本に上陸させた ※ジェームス・スキナー氏に出会い、（有）ジェームス事務所の創業に関わる。 2002年に独立し、NPO法人ライフデザイン研究室を創設。 現在は、中小企業向けのＰＲマーケティング事業『goodpr』の代表兼統括プロデューサーとして活躍中。主な著書：『１分で相手の頭の中が見える本』※ジェームス・スキナー氏アメリカ合衆国生まれ。世界最年少のアメリカ合衆国外交官、ＮＥＣ、社会経済生産性本部、財務広報コピーライター、起業家、アメリカ最大級の研修会社フランクリン・コヴィー社の日本支社長などを歴任。 ベストセラー『７つの習慣』を日本に紹介したことやNHKにおける論評家活動、ベストセラー『成功の９ステップ』（幻冬舎）の著書もよく知られている。

師匠が5人。自分にとって、『本質』を追求していける人間になりたい。

事業運営上、いろんなサポーターをつけることが大事だと思います。私はキャリアを積んでいく上で多くの人に出会い、実績を積み、紆余曲折してきました。その中で、私は自分の心にささる本質的なメッセージをくださる５人の師匠に出会いました。師匠は、情報・経験値を持ち人道的なコミュニケーションができ、酸いも甘いも経験した的確な表現ができる人たちです。そして業界を熟知しているため本質をついたことが言える。
師匠の１人は、昔の上司でもあるジェームス・スキナー氏です。とにかく、「ビジネスシーンで結果をだす」ことに非常に長けた方であり、外国人でありながら、読み書き全てが日本語でできる方です。多くの語録を発信し、私に多大な影響をもたらしています。２人目は、「インターネットマーケティングを教えてくれた人」。独立という道を開いてくださった方です。出会いはもともと自らの顧客でした。３人目は「後継者社長のコンサルタント」をしている方。16年の経営経験からくる深い洞察、事業の進め方、人生の生き方を一言で、シンプルに落としてくれた人。苦しんでいる時、『流れに逆らわないこと』とおっしゃっていただき、非常に救われました。４人目は、「本をかくことを教えてくれた人」で処女作の編集長さんです。多くの人にメッセージを届ける上でのヒントをたくさん頂戴しました。最後は、「PRコンサルタント」の方です。PRにおいて、掲載の数でなく記事の中で何を伝えるかが大事。という事を教えてくださいました。このように、これからは各分野のプロフェッショナルと上手に組んでいくこと、師匠をちゃんと持つことが大事だと思います。

各業界で一番になることが大事。金沢では多くのことを学んだ。

昔から、「本質」について非常に敏感でした。だから、中学時代は非常に冷めていて、「テストの為の勉強に意味がない」と言い続けていました（笑）。早く社会に出たかったですね。働いて、とにかく遊ぶ！高校卒業後、地元金沢の金融機関に勤めたのはバブル期。仕事も遊びもとにかく楽しんだ６年です。仕事面では、その６年間で融資・預金・為替・出納・渉外と幅広く経験し、「人に頭を下げて、信用のもとお金を預かる。」などビジネスの基本を学びました。世の中のお金の動きや、ビジネスマナーという基礎を学べた時代です。
その後は、銀行の先輩がブライダルプロデュースの会社に転職し、私も引っ張られ一緒に転職を。30名弱の小さな会社で、「リーダーとして任される」という経験をしました。顧客の発掘から、準備の為のコーディネート提案、結婚式当日までのアテンド。全てを自分でこなします。さらに、トップになるこだわりもこの頃味わいました。また26歳の頃、父が病気で亡くなったんです。「父の分まで一生懸命生きる」と心に決めました。まずは、トップを目指そう！と頑張りましたが30人中でトップになるのは結構大変でした。頑張った結果、７年間で数回トップを取ることができ、「頑張ればできる」という自信がつきました。もう一つ世界を広げようと上京を決意しました。

NPO法人ライフデザイン研究室を設立。企業戦略の参謀に･･･。

上京して啓発事業の営業を経験し、ジェームス・スキナー氏の下で事業立ち上げを経験し独立を果たしました。まずは、NPO法人ライフデザイン研究室として、起業を考えている女性向けのサービスからスタート。800名を越える方々にメールマガジンで情報提供も行っています。2006年からは２つ目の事業として「goodpr（グッドピーアール）」という、企業が売り上げアップを行う為のコンサルティング事業を開始しました。ビジネス継続の為には、ビジネスを客観視できるサポートチームを作ることが大事です。企業の参謀として売り上げを上げるためのコンサルティングを、WEBマーケティングやメディア戦略を織り交ぜなら行っています。毎月平均５社ほどの顧問契約先をご支援させていただいています。顧客は９割以上が紹介で成り立っており実績を積んでいます。
自分自身の経験でもわかったことですが、起業するときに大事なことは大きなビジョンを描くことと、資金や人の準備。これまで経験したノウハウを多くの方にお届けしたい、と2006年には本の執筆も行いました。 ｢１分で相手の頭の中が見える本｣です。一社に一冊！是非読んでいただけると幸いです。

今年は、新しい自社プロダクツの発信！「美バーチェ」がオープン。

ここ５年間は他社での実績をかなり積みました。今年は並行して、ライフデザイン研究室プロデュースの２つの自社企画が動いています。７月中にオープンする予定の「美バーチェ」と、オーガニック化粧品の商品開発です。
「美バーチェ」はイタリア語で「イキイキ」という意味。サイトは、体と心が健康であることに興味を持っているキャリア女性の為のアンチエイジング情報の提供です。女医、漢方、アロマなどの専門家がコンシェルジュとなり、女性たちが活き活きするための情報提供を行います。もう一つの試みは、オーガニック化粧品を働く女性たちで企画プロデュースすること。これまでのプロデュース経験やノウハウを活かして開発した商品を成功に結び付けていきたいと思います。
また、多くの女性を応援したいということもあり、「シアトルの国際女性トレーﾄドショー」を支援していきます。これからは、ネットワークの駆使が非常に大事です。他者の事例を学ぶためにもこういった機会を上手に活用していただきたいと考えています。国際進出を考える仲間で、教え、教わる関係性を上手に作っていくことが重要だと思います。 将来的には、頑張っている人たちを資金面、経験、人脈を使ってサポートしていくことが目標です。ネットワークを活かして是非、今後もがんばっていきましょう。