コラボ実績2010.10.28 (木)
女性社長.net×船井総研×ヴィーナスプロジェクトコラボ企画
「女性社長スター発掘(仮)プロジェクト」の進捗状況公開!
「女性社長スター発掘(仮)プロジェクト」プロジェクト概要
「事業拡大を目指す」女性経営者に対して、説明会セミナーに始まり、選考過程を経て、
1-2社のみ年間無償(*)経営サポートを実施します。
(*サポート費用は無償ですが成果報酬型となります。サポート開始前に事業計画を共有し、「成果」の基準を共有し、契約後実際のサポートを開始します)
女性社長.net自身が他社とコラボレーション。
中小企業コンサルティングに強い船井総研と、女性マーケティングと女性経営者コンサルティング経験が豊富なヴィーナスプロジェクト、その他クリエイティブ・ファイナンスの専門家らで結成したチームが経営をサポートします。
<第1陣の流れ>
第1回 セミナー:(4月、7月に実施)参加費5,000円 30社
第2回 グループコンサルティング(8月下旬実施) 参加費10,000円 8社
第3回 個別面談 (10月上旬)無料 2社 現在契約に向けて調整中。
女性起業家の「成功」の基準は様々である。
規模・売上拡大を重視するも、フレキシブル優先で小規模エスタブリッシュ企業を目指すも個人事業主としてプロフェッショナルを目指すもあり。
そんな多様性を大事にしつつ、共通した強みは、「専門性」と「感性」を活かした経営。
事業拡大を目指す女性経営者に向け、今春始動した「女性社長スター発掘(仮)プロジェクト」。
第一陣のサポート対象企業が決まりつつあるため、選考過程をご紹介させていただきます。
第1回セミナー:「女性経営者スター発掘プロジェクト」
セミナーは4月と7月の2回に分けて実施。2時間半のセミナーでは、女性経営者が営む複数の企業を、売上1000万や、赤字から1年で数億規模に導いたヴィーナスプロジェクト山上氏より、「女性経営者の強み」について、お話いただいた。
女性経営者たちが認識している課題は、よろず相談先の確保、事業の組み立て、販路開拓・集客、商品開発の視点・開発、組織作り、資金調達など様々だが、これまでの具体事例を中心に解説いただいた。
また、経営が成功している女性経営者の共通点のひとつとして、他人に「依存」するのではなく、自分ができない分野を認識し、人の能力を上手に活用していることがあげられた。
続いて、「VERY」創刊にも携わり1万人以上の読者モデル発掘や、女性取材の蓄積からファッション・ビューティ関連の商品開発や、コンサルティングノウハウを持つ中村浩子からは、女性マーケットに携わるうえでの感性の大事さと、感性を活かしながら経営することについて経験が語られた。
これまで、「ビジネスモデルがいまいち」や「感覚でものをいっている」と言われて悩んだことがある女性経営者には非常に実り多い話になった。
話題に上がったことは、参加者の皆さんが経験したことも多く、共感を持って聞いていただけた様子だった。2時間半のセミナー終了後、プロジェクトへの参加希望者には、事業の説明、課題をシートに記入していただいた。 セミナー後の30分間に、全員が真剣に記入している姿には、プロジェクトメンバーも非常にうれしくなった。
第2回グループコンサルティング 各回4名で実施
事業シートの選考を経て、1/3に絞られたメンバーでグループコンサルティングを実施。
各社の現状をプレゼンテーション後、プロジェクトメンバーや参加者同士で活発な意見交換がなされた。通常では外部に出せない情報も、機密保持契約(NDA)を結んで実施したため、現状(テレビショッピングの売上や会員状況、現在評価されているお客様)や裏話が豊富に共有される、中身が濃い内容となった。 参加者には課題も出され、事業整理と現課題対処の優先順位付けにつながった。その後、メールで課題の進捗を共有させていただいた。
第3回 個別面談
ここでは、最終参加企業は2社。個社面談を実施。 自社顧客の分析状況を共有し、自社の強みを再確認、今後の課題感を再共有し、一緒にプロジェクトを組むイメージを共有する時間となった。今後、契約に向けて現在進行中である。
本プロジェクトでは、以下項目加点をもとに、互いにプロジェクトチームが組めるかを最重要視している。
0)前提条件
・すでに何らかの形で事業展開をしている(これからの新規事業、はよほどじゃない限りNG)
1)規模の拡張性
・市場規模×競争優位性(商品・サービス、その他アセットにユニークさがある)
2)経営者の有望度
・スタンス(真摯さ)×事業意欲(拡大への野心がある)
3)事業の社会貢献度の高さ
各社選考過程とはいえ、課題の明確化や現状でやるべきことが整理されるよい機会にしていただけた。
【編集後記】
12月に第二陣の募集に向けてセミナー開催予定です。
あらためての実施にぜひご期待いただきつつも、プロジェクトとともに 花開く女性経営者さんたちとの出会いを編集部一同楽しみにしております。