編集記事2010.04.22 (木)
「女性社長.net」突撃取材 Vol.14
企業プレゼンテーションイベント「ベンチャーミーツプレス」
<PROFILE>
株式会社コスモクラーツ
代表取締役 槇 徳子(まき のりこ)
1964年、名古屋生まれ。慶応義塾大学卒。1988年の中部日本放送入社を経て、テレビ東京入社。「モーニングサテライト」、「ニュース&マーケットイレブン」「株式ワイドクロージングベル」メインキャスター。またその他金融報道番組などに出演。 2007年に同社退社後は、広報コンサルタントとして、上場金融系企業などクライアントを広げる一方、海外でも金融・経済状況を取材。特にアジア新興国の起業家たちと親交を深めるうちに、ボーダーレスにビジネスをする人々のための情報配信、ネットワーク構築のサポートをしていきたいと考え、2009年2月コスモクラーツを設立。本年度J300-女性社長300人が世界を元気にする-のブレインも勤める。
What’s Venture Meets Press?
元テレビ東京キャスター槇徳子さん主催のイベント「ベンチャーミーツプレス」。ユニークで有望なベンチャー企業の経営者が国内外のメディアに向けてプレゼンテーションを行う企画。2010年4月6日、日本外国特派員協会(FCCJ)にて第2回が開催された。プレスとベンチャーの出会いが、ベンチャーをグローバルステージに押し上げるきっかけとなることが狙い。第2回は益々存在感を増す中国経済を背景に、日本と中国の架け橋になるような事業を展開している中国人事業家たちがプレゼンテーションを行った。
<外国人記者クラブにて突撃取材!>
今回編集部は第2回ベンチャーミーツプレス」に参加してきた。テレビ東京、NHK、日経新聞、ロイター通信、ジャパンタイムズなどの報道陣に対して4名の中国人経営者がプレゼンテーションを行った。外国人記者クラブこと日本外国特派員協会の会場で行われたこの企画、「リスクをとる人が尊敬されること。ベンチャーとプレスの間にシナジーを生むこと」を目標としている。 4社の参加企業は実績も、業種もバラバラだが、共通して感じられたのは日中間のビジネス展開の更なる可能性だ。冷え込む日本経済を救うには中国とのシナジーを生み、共に発展することは不可欠であろう。しかし、日本と中国は相互理解が乏しいことや、ぎくしゃくしたイメージをお互いに持っていることも事実である。これを理解した上で、事業を進められる者のみが成功する。素晴らしい実績の裏に隠された苦労も垣間見える、実りある発表会だった。
<これまで2回に渡る企画を主催したコスモクラーツの槇徳子さんに話を聞いた>
-今回が2回目の開催となったわけですが、1回目とどういった変化があったのでしょうか?
1回目はプレス関係者に着席してもらって7~8社のプレゼンを聞いてもらいましたが、2回目はプレゼンは4社、後半の時間は懇親会にしました。プレス関係者と起業家が直接お話しできる場ができて、よりイベントの主旨に合った会になりました。
-今後のベンチャーミーツプレスの展望についてお聞かせください。
次々知り合うユニークなビジネスの起業家、人々に元気をくれるモチベーションとエネルギーをもった起業家の方々が、日本以外のメディアにもっと登場できるよう、海外のプレス関係者の方にもっとご参加頂きたい思います。
-では株式会社コスモクラーツとしては今後どのようになっていくのでしょう?
コスモクラーツは、ボーダーレスに活躍する人々、企業を応援していきます。現在は、中国の媒体に向けたプレスリリース事業を展開していますが、中国の何千とある媒体に、もっと日本の人・モノ・サービス企業、文化、などなどを知ってもらいたいです。
-今後ベンチャーミーツプレスに参加したいと思った場合はどうすればよいのでしょうか?
参加したいベンチャー企業の方、是非ご一報下さい。
http://www.venturemeetspress.org/ のメールに連絡頂けましたら幸甚です。
目下、参加企業を絞ると実費のご負担も大きいので、兼ね合いを考えていきます。
-ありがとうございました。