編集記事2011.10.06 (木)
「女性社長.net」突撃取材 Vol.15
株式会社パーソナルクレド舎 冨永のむ子さん主催
「パーソナルクレド体験会」
クレドが企業の理念を身近に感じるツールとして浸透しているのを、ご存じでしょうか?
有名な事例としては、リッツ・カールトンやジョンソン・アンド・ジョンソンが挙げられ、
理念や社是などに代えて、クレドを導入する企業が増えています。
また、大企業だけではなく、個人としてのクレド=「パーソナルクレド®」を持つという動きが注目されていて、パーソナルクレド作家:冨永のむ子さんは第一人者として活躍されています。
クレドとは、一体どんなものなのでしょうか?なんだか気になる!
そこで・・・早速、パーソナルクレド作家の冨永さん主催の体験会に参加してきました。
パーソナルクレド体験会概要
パーソナルクレド®について、もう少し詳しく知りたい方のための体験会です。
費用:¥2,000(定員:10名)
会場:赤坂見附、高輪台他
体験会について詳しくはこちらでご確認ください。
誰もが大切な自分だけの“ストーリー”を持っている!
今回の参加者は6名、白を基調とし安心感がある小部屋で体験会がアットホームに始まる。
まずパーソナルクレド®とは何か、クレドがどうやって生まれたのかについて冨永さんの静かな語り口で説明を受けた。
パーソナルクレド®とは自分が何者かを表現するメタファー(比喩)を使った物語で、元々は冨永さんが自分自身の為に浮かんだ言葉を書きとめることで物事が前に進むようになった、という実体験に端を発しているらしい。
その後「自分が発している言葉以外のイメージを実感する」「物語を聴きながら自分に正直になる時間を持つ」という普段必要性は感じていてもなかなかできないワークを2つ体験した。
あっという間の2時間だった。
体験会を終えて
日常生活の中で、自分に向き合う時間を取るのは難しい。
体験会でのワークや冨永さんのお話から、自分に正直になる時間や、自分を分析したり整理して「考える」だけではなく「感じる」ことの大切さを、改めて実感する貴重な時間となった。
また、主催者の冨永さんはフラットでかつ奥に芯がある話の受け止め方をしてくださる方で、
それがとても心地よい安心感のある時間を作り出していた。
<PROFILE>
冨永のむ子
株式会社パーソナルクレド舎
COO
早稲田大学卒業後(株)リクルート入社、求人広告のディレクターとして年間100名近くの働く人を取材し、やりがいや企業価値を言葉にする毎日を11年間続ける。
関わった企業は、マイクロソフト、アクセンチュア、野村証券等多様。出産育児を経て独立。
コーチングやイメージコンサルティングを学び2007年自分スタイル研究所を立ち上げる。
2008年パーソナルクレド®を商標登録し2011年夫共にパーソナルクレド舎を設立。
二児の母として、子育ても楽しみながら、一人ひとりが自分がいったい何者かという問いの答えをみつけ、人生のミッションを物語る活動に励む。
冨永さんに質問!
1.女性経営者の方々がパーソナルクレド®を持つなら、どう活かしてほしいですか?
一人ひとりに存在価値があるように、同じ業種であっても経営者が違えば提供する価値は全く違います。「モノ」より「事」に消費者が価値を見出す時代、自社ならではの価値創造は、ビジネスを継続する鍵になります。
そこを意図して、経営者の方が、自社の存在価値を明確に表現し、売上アップにつながる仕組み作りに貢献したいと思います。
2.色々開催されているワーク等について教えて下さい。
個人向けサービスとしてはカウンセリングの後、ご自分の存在価値を物語やレポートにするサービスを。グループ講座としては、自分で自分の物語を作り上げる「自分が物語れる塾」を開催しています。
「自分が物語れる塾」の10日間の無料メール講座も行っていますので、自分の存在価値を知りたい、言葉にしたいという方、ぜひお試しください!
3.今後、力を入れて行きたいことについて
これから力を入れていきたいのは法人向けサービス。
企業が自社ならではの価値を明確に言葉にしていくことや、従業員一人ひとりの価値を活かしきるためのツールとして、パーソナルクレドはとても有効です。
先々は、クレド作家の養成も視野にいれながら、現在法人向けのサービスを充実させていきたいです。
【編集後記】
自分らしくや自分探しなど「自分」に関することは世の中に溢れ、どんな生き方でもできる時代だからこそ、迷いは深くなり、流されたり見失ったりする。でも、軸があればまた起き上がったり、戻ったりすることがすることができる。自分の内面にあるもので自らを導くというパーソナルクレド®の体験会は、自身を本当の意味で大切にすることを、実感させてくれた。